本当の世界の七不思議を調査する1:この世の始まり

ギザの大ピラミッド、バビロンの空中庭園・・・一般的に知られている世界の七不思議は、本当に不思議なものばかりです。しかし、それらは、科学で全く説明がつかないほどの不思議なのでしょうか?考えてみると、この世界・・・いや、この世には、ずっと大きな不思議が存在していると思います。

そこで、科学的には解明されていないが、確実に存在する、「本当の世界の七不思議」を調べてみました。

ちなみに、この不思議に、答えはありません。仮説すらありません。仮説すら立てられないほど謎なのです。でも、存在している謎なのです!だから、本当のこの世の七不思議は、本当にすごいのです!

本当の世界の七不思議1:この世の始まり

一般的に考えられている「この世のはじまり」は、ビッグバンだと思います。極小の特異点から、宇宙空間が一気に広がっていったという、有名なアレですね。誰しも、学校で習ったと思います(あれ?習ってないような・・・)。

インフレーション理論という理論が、これを説明する理論というのをWeb上でよく見ますが、この理論は、「ビッグバン直後に宇宙空間超光速で膨張した」ことを説明する理論であって、「なぜ宇宙空間が生成されはじめたのか」を説明する理論ではないと思います。

つまり、ビッグバンがなぜ発生したのかは、全く、もう何も、さっぱり、解明されていないのです。

多元宇宙論という、「この宇宙は別の宇宙からできた」という理論がありますが、「じゃあ、その別の宇宙はどこからやってきたんだよ!」と、つっこみたくなります。

やはり、「はじまり」は謎なのです。

しかも、この上、さらに深い謎があります(さすが、本当のこの世の七不思議!)。

それは、ビッグバンは本当に始まりなのか?という謎です。

ビッグバンの前も、無ではなく、何かが存在していた可能性はあると思います。そうすると、ビッグバンは本当の始まりではなくなります。

まあ、ビッグバンがはじまりであろうがそうでなかろうが、どこかのタイミングで、無から有に変わった瞬間があったのだろうと思えます(急に凡人的な発想ですが)。

そうすると「無から有はなぜうまれたのか?」が謎です。
それとも、はじまりなどなくて、有がずっと続いているのでしょうか?あるいは、無と有の境はなく、その混沌がずっと続いているのでしょうか?そうすると、「はじまりがない」とは一体どういうことなのかが謎になります。

はじまりがあるなら、なぜはじまったのかが謎になり、はじまりがないなら、それがさらなる謎になる・・・。

真実がそのどちらであろうとも、「この世のはじまり」の謎は、空想などではなく、実際に存在する謎であると言えるでしょう。

P.S.
いくつかの理論的、あるいは、実験的な背景から、「無が真空であるなら、真空にはエネルギーがあるため、それが爆発してはじまりになったんだ!」と言う人もいると思います。
しかし、そうすると、じゃあ、そのエネルギーが誕生した時がはじまりなんじゃない?そのエネルギーはなぜ誕生したの?え、もともと存在していた?もともと存在していたっていうのはどういうこと?・・・となるのです。はじまりは、どこまで行っても、謎なのです。


P.S.のP.S.
老子はこんなことを言っています。
天下万物は有より生じ 有は無より生ず
何かを知っていたのかもしれませんね・・・。

投稿日:
カテゴリー:

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です