本当の世界の七不思議を調査する3:時間

ギザの大ピラミッド、バビロンの空中庭園・・・一般的に知られている世界の七不思議は、本当に不思議なものばかりです。しかし、それらは、科学で全く説明がつかないほどの不思議なのでしょうか?考えてみると、この世界・・・いや、この世には、ずっと大きな不思議が存在していると思います。

そこで、科学的には解明されていないが、確実に存在する、「本当の世界の七不思議」を調べてみました。

ちなみに、この不思議に、答えはありません。仮説すらありません。仮説すら立てられないほど謎なのです。でも、存在している謎なのです!だから、本当の世界の七不思議は、本当にすごいのです!

本当の世界の七不思議3:時間

今回のこの世の七不思議は、「時間」です。
時間は人によって感じ方が違いますよね。同じ人でも、楽しい時、つらい時で、感じ方が違うかもしれません。
でも、そういう話ではないのです。時間の流れる速さは、本当に一定ではないのです。

今回の謎は、実在する謎ですが、いつもと違って、全く解明されていない訳ではありません。時間に関しては、アインシュタインの特殊相対性理論で説明されています。それは、「速く移動するものの時間の進み方は速くなる」ということです。(ちなみに、この「時間の進み方が速い」というのは相対的なもので、移動している本人の時間の感じ方は同じです。)

一定なのは時間ではなく、光の速度であり、光の速度に近づくほど時間の流れが遅くなる、という、よく聞くアレですね()。
あるいは、亜光速の宇宙船に乗って出かけた宇宙飛行士が、地球に戻ってきたら数百年経過していたり、ウミガメに乗って出かけた浦島太郎が、村に戻ってきたら七百年経過していたというアレですね。

さらに、先ほどの特殊相対性理論を発展させた一般相対性理論では、時間の流れは、重力の大きさによっても変わるというのです。重力が小さい場所では、大きい場所より速く時間が進むそうです。

実際、地上よりもわずかに重力が小さいスカイツリーの頂上は、地上よりもわずかに時間の進みが早いことが、2020年に実証されたそうです。

引用元:東京ソラマチ

しかし、現象を説明しているだけで、なぜなのかをうまく説明している人はいないと思います。そういう意味で、時間は、実在するけれど、解明されていない謎だと言えると思います。

時間の流れは一定ではない。
我々の直観では理解できない、時間とは謎なものなのです。

P.S.
科学的な話ではないかもしれませんが、最近、時間は存在しないという説があると聞きました。
この世には、時間は存在せず、あるのは、今この瞬間だけであり、その中で物質が変化しているだけである・・・ということでしょうか・・・。

先ほどの「時間の流れは変わる」という話も、「物質の変化の速度が変わる」ということで、説明できてしまうのかもしれません。
この説が正しい場合は、タイムマシンは絶対できないことになってしまいますね(泣)。
また、過去のあの瞬間は永遠である、と思っていた私にとっては、悲しく感じる説でもあります (泣) 。
そして、この説が正しい場合は、この時間の謎も消滅してしまいます 。時間が存在しないのですから(泣) 。

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